人智教育の最重要事項 教師の価値観(1)


実際教育とは綺麗ごとではなく、教師の最大の苦しみは指導困難な生徒の指導である事を書きました。なぜ、こう言う事例を先に書いたかと言えば、子どもは天使のような存在で、適切に接すれば、みんないい子になるといった類の夢物語を一切排除した現実論を述べるという私なりの決意表面です。

指導困難な生徒に対する指導法は後でじっくり述べる事としてここでは仁智教育の核になる部分を述べたいと思います。

教育において一番大切な物。それは教師の価値観です。価値観から言葉が生まれ、行動が生まれ、考え方が生まれます。

価値観は人間を構成する重要な要素であり、学校において殊の外それが大事である理由は、生徒は親以外に最も多くの時間を共有する大人である教師からそれを学ぶからです。

あえて極論すれば、学校からいじめおよびいじめ自殺がなくならないのは教師が生徒をいじめてる、あるいは生徒が教師からいじめられていると感じているからです。

ここで大切な価値観の法則を書きたいと思います。私はこの法則をユタ大学の心理学科のフィゲレス教授から、直接何度も何度も繰り返し、学びました。付け加えておくとフィゲレス教授は世界的ベストセラー「7つの習慣」を書いたコビー博士と同じ研究チームに所属しており、コビー博士とはお互いに最も影響を与えあった関係です。

教師がまず持つべき価値観は

「生徒は無条件にこの世のどんな宝よりも貴重な存在である。」

と言う事です。そんな事あたり前でしょうという人がたくさんいらっしゃるでしょう。しかし、こういう価値観を持っている教師はほんの一握りです。

それを説明するには価値観についてもっと深い説明をする必要があります。

価値観について説明するのに最も適した言葉はこれでしょう。

心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

運命が変われば人生が変わる

フレデリック・アミエルの有名な言葉です。

またこんな言葉もあります。

考えは言葉となり、

言葉は行動となり、

行動は習慣となり、

習慣は人格となり、

人格は運命となる。

マーガレット・サッチャー

サッチャーは言葉を重視しているところが政治家らしくまた私達に重要な示唆を与えてくれます。

私が価値観と呼んでいる物、心理学で度々取り扱われる価値観。これは彼ら言葉で言えば人格というのが最も適切です。

人格といえば、これを身につけるのが、並大抵ではない事、これによって人生が変わるというのがご理解頂けるでしょう。

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