学校教育は今すぐ根底から変わらないといけない。その理由。(1)


以前、ゆとり教育が行われた時期がありました。文科省の鳴り物入りで今までの詰め込み教育を反省し、もっと人間らしさを追求した素晴らしい理念でした。しかし、ゆとり教育が十分完成度を高めるよりも前に世論の高まりで中止になってしまいました。今回はここは本題ではないので深入りはしませんがゆとり教育を打ち砕いたのはPISAという国際学力テストの順位低下でした。

たった一つのテストの結果で教育方針が変わるのに、今出ているもっと重要な指標になぜみんな無関心でいられるのでしょうか?

学校教育は今すぐ根底から変わらないといけないのです。

PISAテスト以上の指標を示します。

①若年層の自殺率の高さ

15~24歳の自殺率は、90年代以降ずっと上がり続けています。日本の若者の自殺率は、この20年間でトップにのしあがっています。

②自殺数過去最多、自殺の理由といじめ自殺

日本の児童・生徒の自殺、過去30年で最多になりました。

日本全国の学校で昨年度に自殺した児童・生徒は250人に上り、過去30年間で最多となったことが日本の文部科学省の調査でわかっりました。

文部科学省によると 、全国の小中学校と高校から報告があった2017年度(2017年4月1日から2018年3月31日)の児童・生徒の自殺者数は250人でした。自殺した児童・生徒は前の年度より5人増え、1986年以降で最多となりました。

少し解説を付け加えますが、子供たちが亡くなる前に明らかにしていた心配事としては、卒業後の進路など「進路問題」が33人、「家庭内不和」が31人、「いじめの問題」が10人と多かった。遺書などの書き置きを残さなかったため、自殺理由が「不明」の児童・生徒も140人いました。私はこの統計が信じられません。250人の尊い、大切な、かわいい子供達の命が無慈悲に奪われました。自殺した子供達自殺するのはどんなに怖かったでしょう。恐ろしかったでしょう。でもその「死の恐怖」を上回るだけ生きている事が怖かったんです。「進路問題」での自殺が33人も!本当でしょうか?多すぎないでしょうか?本当は他に原因があるのに無難な「進路問題」にされたんじゃないですか?「いじめの問題」が10人?本当にそれだけですか?信じられません?自殺理由が「不明」の児童・生徒が140人。なんで「自殺理由が不明」の児童・生徒が140人もいるんですか?本当にすみからすみまで徹底して執拗に調べたんですか?こんな事でもっと生きたかったのに自ら命を絶たないといけなかった子供の霊が浮かばれるんですか?

③ 2017年時点でいじめ過去最多の41万件

文科省が10月26日に発表した調査結果により、2016年度に学校で認知されたいじめ件数が前年度より9万8000件あまり増加し、32万3808件だったことがわかりました。

■いじめ過去最多、9万件増の32万件…16年度 読売新聞(10月26日付)

■文科省:学校いじめ最多32万件 小学校で急増 16年度 毎日新聞(10月26日付)

■いじめ認知 最多32万件 小学校で57%増 日経新聞(10月27日付) 

■学校のいじめ把握、10万件増え32万件 自殺、過去30年で最多 昨年度 朝日新聞(10月27日付)

文部科学省は平成30年10月25日、「平成29年度(2017年度)児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の結果を公開した。小中学校、高校、特別支援学校におけるいじめの認知件数は前年度より9万1,235件増の41万4,378件で、過去最多を更新した。

④10万人の引きこもり

内閣府発表の2018年6月24日付「子供・若者白書」によると単純に人口推計と合わせて換算すると、ひきこもり数は54.1万人となる。そのうち、小中高等学校の不登校が原因の引きこもりは18.4%。約10万人である。(続く)

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