公教育改革〜中体連、部活動改革


私は公教育についてかなり批判していますが、公教育がダメだと言っている訳ではありません。先輩達そして現役の教員達の必死の努力によって、学校は学級崩壊、学校崩壊を防いで来ました。もし、教員達が頑張らないで学級崩壊、学校崩壊が起こっていたら、今、社会を支えている立派な社会人諸氏の人生も違った物になっていたかもしれません。

反面、その影で公教育は恐ろしいいじめの温床となり、かけがえのない命が失われました。学校が原因で命が失われるという事は例え一人であっても許される事ではありません。いじめ自殺が起こった場合、校長、担任が生徒を適切に指導していなかった場合、懲戒免職にすべきです。私がもし、その立場になったら教員をやめるでしょう。本当は腹を切ってお詫びしたいくらいです。

そして、教員が本当に生徒と寄り添うためには、不登校生徒の家に足繁く通うには、心に傷を負った生徒のケアをするには教員の多忙化を解消するべきです。教員の多忙化を解消する一つの手段は部活の外注化です。中学校には部活がやりたくてたまらない先生達が集まって作った中体連という組織があります。中体連の主催する大会には教員が引率しなければ参加できません。彼らはこのような手段で部活動に一般教員を巻き込んでいきます。学校では部活大好き先生が部活動主任になって部活は週に6日実施する事。などという基準を勝手に作成します。強い部活動を育てた先生達は保護者の絶大な支持の元、学校で大きな発言権を持ちます。そして、体育の先生を中心とするそういう先生の中から、生徒指導主任が選ばれて軍隊式生徒指導を行います。

良識ある保護者、教員、全ての皆様。これで学校が良くなると思いますか?私は部活動が悪いとは一言も言っていません。今の体制が悪いのです。

部活動は学校の正式な教育活動と文科省が定めましたので、それは仕方がないですが、私は一度、部活動を切り離して考えないといけないと思います。部活動は教員の勤務ではないからです。

まずは中体連の主催する大会には教員が引率しなければ参加できないという馬鹿げたルールを撤廃する必要があります。これは外部コーチと保護者の代表でいい。

教員には部活動の拒否権が与えられるべきです。これで時間ができれば、教員はもっと楽しくわかりやすい授業、生徒とのふれあいに時間を使う事が出来ます。

外部コーチを頼んで技術指導をしてもらい、教員は試合出場などの書類関係、保護者は交代で安全管理をすればいいのです。え、そんなのめんどくさい?そのめんどくさい事を保護者の皆様は今まで一手に教員に押し付けてきたのですよ。それが出来ないというのなら、部活は無くして、クラブチームに入ればいい。

そうじゃなくて、学校ですぐにスポーツできて、生徒の負担も、保護者の負担も小さく、経費も最低ですむ。それが部活動なのですから、クラブチームに入れる負担を考えれば月に2回、部活の安全管理をするくらいは当たり前ではないですか?

今、教員が心理カウンセラーの資格を取れる仕組みが整いつつあります。生徒指導主任は体育の先生ではなく、こういった心理学の知識がある先生が望ましいと思います。(体育の先生を差別している訳ではなく心理学の知識がある体育の先生でもいいと思います。)そして、スクールカウンセラーの職務を拡大して生徒指導にも参加してもらうのです。もちろん、強面の先生方にはそのまま活躍していただいてもいいと思うのですが、より、共感的な指導をお願いしたいです。

そして、部活動の実績と学校の発言権を完全に切り離す。校長は人事に部活動の実績を加味しない。

これだけで学校は劇的に変わりますよ。でも、中途半端はよくありません。この学校改革を成功させるにはセットで生徒のストレスを軽くしてあげる事が必要になってきます。

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