不登校の児童に卒業式練習に加わるよう説得する教師の手紙について(5)

ではどうすればいいのか?私はまずはこの児童の気持ちを解きほぐして、聞き出すことが第一だと考えます。私にとって卒業式に出る出ないは二の次になると思います。それよりも心配なのは、卒業後に中学校に行けるかどうかです。その中学校に行く体制を整えるのに必要であるならば、卒業式を欠席するのも止む無しと思いますし、校長室で卒業式に参加できない児童のために特例的に個人的な卒業式をやるのは特別なことではありません。

では、私がこの先生の同僚だったら、どうやって声かけをしたら良いのでしょうか。最初に私は頭にきたと書きました。私の習慣なのですが、私は頭に血が上っている状態で人と話さないように努力しています。そのような時は1時間ほど頭を冷やして、冷静になってから話すように努力しています。頭に血が上った状態で話して、喧嘩して後悔したことがあるからです。

それでも、私はこの先生に対して裁くような態度をとってしまったことでしょう。十分に児童の意見を聞いたのか?プレッシャーをかける前に、できることがあるのではないか?と言うことを言ったかもしれません。

ところが、この問題に対してどのように対応すれば良いのか、私の友人たちが教えてくれました。

私は本当に様々な勉強会に参加してきましたが、1番お世話になったのはtossです。向山洋一先生が主催する教員の1番大きな民間組織です。tossで研究発表や模擬授業を何度もやらせていただきましたが、私は尊敬する先輩から非常に驚くべき重要なアドバイスをいただきました。ある研究発表の練習をしている時です。先輩から長谷川先生はどんな授業がしたいの?と尋ねられました。私は即座に楽しい授業がしたいです。と答えました。そうすると先輩はそれならば研究発表も楽しくなければおかしいでしょ?と言いました。

この先輩のアドバイスは私の一生の指針になりました。この先輩風に言うならば、私の教育道が生徒に寄り添うことならば、同じように同僚にも寄り添うべきなのです。

私はちょっとばかりの実績と、時流の流れが私の考えに近づいてきた事に調子に乗ってまた上から目線で最近話を書いていました。私と交流のある仲間たちがそれに気づかせてくれました。

ある友人は、教員ではありませんが、クレーム処理のスペシャリストです。その友人は私にこのような意見をくれました。

Aさんのご意見

この先生も心の余裕を失っているのが伝わってきます。これまで優しく語りかけてくれていたのかも知れませんが…この手紙だけを見ると、目線の高さが違うし、言葉がトゲトゲしくて読んでるだけでも痛いし、目線を同じ高さに合わせて心と心で言葉を交わして欲しいよね。

本当は〇〇君と一緒に卒業式したいんだけど…無理しないでね。来れる様だったら来てくれたら嬉しい😊とか、もう少し柔らかな表現で優しく語りかける訓練が普段から出来てる先生だと少し違う文章になるのかも…と思いました。

私は何と優しいコメントだと思いました。生徒に寄り添うという決意をしたならば、同僚にも寄り添うのが道理です。同僚にこういうアプローチができたらいいかもしれません。

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