DBDマーチでようやく見えた生徒指導の心理学的アプローチ(4)(前置き)

このようなことを考えていた時に、私の中にひとつのひらめきがありました。発達障害ではない人の脳の発達を定型と呼ぶことがあります。逆に発達障害の人の脳の発達を非定型と呼ぶことがあります。実は歴史に名を残した、まさに歴史を作った偉人たちは非定型発達した脳を持っていることが多いことがわかっています。非定型発達の場合、定型発達と比べて、脳の前頭葉や側頭葉の働きに違いが見られることがわかっています。非定型発達の機能を持つ人たちが歴史を作ってきたならば、発達障害は障害と言う名前はふさわしくなく1つの個性であるということができます。ただ、これをただの個性としてしまうと、生徒指導の観点からは、望ましくないと考えます。なぜならば非定型発達した生徒を導くためには、彼らの置かれている状況を表しが的確に把握することが求められるからです。

ちょうど、天の導きがあり、私は臨床心理士の資格を持つ優秀なスクールカウンセラーと知り合いました。私はそのスクールカウンセラーと自分の発想について何回も話し合いました。そうするとそのスクールカウンセラーは私が考えていることが心理学でどういうものに当たるのかということを教えてくれました。私にとってそれは目の前がぱっと開けるような体験でした。

そして今確信しつつあるのが、生徒に寄り添うタイプの教師が苦労するのはDBDマーチを知らないからだという事です。これから心理学者によって唱えられている一般的なDBDマーチ、それからやや進んだ私が支持する学説、そして最後にそれらに私の体験によって付加修正を提示します。

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