教師のためのカウンセリング基礎技術 お互いの事を知り合う(2)

① 教師と生徒という関係を崩さない。

②生徒には敬語で話させる。

③生徒が友達のように話してきたら、(これはチャンスでもある)ここからは許容できないと言うラインをしっかりとしめす。具体的には「いろいろ話してくれてありがとう。先生は◯◯さんの事が好きだし、大切だけど先生は先生で、友達ではないよね。だから◯◯さんがそういう態度を取ると先生は嫌な気持ちになるから、そういう態度はしないでくれるかな?」

本当は嫌な気持ちは感じていないかもしれませんが、生徒にはシンプルな方が伝わりやすいです。

教師が教師自身についての情報を共有するとき、生徒はさらに喜んで自分の事を話すでしょう。教師は次のことについて生徒と話せるかもしれません。

◯教師自身の経験談

◯教師の家族と家族に対する教師の気持ち(写真が役立つ事があります。指導困難な生徒は多くの場合家族の中で問題を抱えています。彼らが家族に関して抱えている気持ちを聞き出すことが絶対必要になります。そのために教師が自己開示として自分の家族について話す事はかなり効果的であることがあります。)

◯教師の趣味

プライベートについて生徒に話しすぎる事は時にマイナスの効果を生みます。しかし、教師が趣味について語ると、生徒は教師の人間性を感じ、親近感を感じてくれる効果があります。ここでも話すぎないことが大切です。

◯自分が教師になった理由

尊敬できる教師の影響で教師になったと言う話などが効果的です。要は自分が教師としてここにいるのは、生徒をさばいたり、厳しくしつけるためではなく、生徒の力になるためだということが間接的に伝わることが大切です。

研修などで「生徒とお互いを知り合う」ために具体的にどんな話をすれば効果的か教師同士で考えるは非常に効果的です。

生徒のニーズと抱えている問題を知るために教師はは以下のことについて生徒に尋ねる事が時に効果的です。しかし、母子家庭や父子家庭ではないか?その他に複雑な家庭事情を抱えていないか、前もってチェックしておいた方が賢明です。無神経な質問をすれば生徒との距離を近づける所が遠ざけかねません。あと、生徒は教師に聞かれれば嫌な質問であっても答えようとします。話したくない事は無理に話さなくていいと付け加える事で生徒は気持ちが相当楽になる事が多いです。

◯家族

◯興味

◯過去の経験(楽しかった、辛かった)

◯友人関係

家庭訪問は生徒理解の絶好の機会です。家庭訪問のお知らせで可能ならば、(生徒が自分の部屋を持っている場合)見せてもらえるようお願いしてみましょう。

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