教師のためのカウンセリング基礎技術 お互いの事を知り合う(3)

部屋の細部を観察することによって生徒について多くを学ぶことができます。

絵、家具、本、トロフィー、おもちゃ。

どんなスポーツや活動に参加しているのかわかるかもしれません。

金子先生の事例を以下にあげます。

中島家の家庭訪問

「金子先生は中島家の家庭訪問をしました。生徒である太郎君の部屋を見せてもらうと棚の上にいくつかのテニストロフィーに気づきました。金子先生はトロフィーについて尋ねた所、太郎くんは小学生時代県の公式はテニスチャンピオンである事が分かりました。何らかの連絡漏れで、この情報は小学校から上がってきていませんでした。

金子先生は多くのトロフィーを賞賛するために時間をかけました。その後、太郎くんだけでなく、家族の一人一人が何らかの形でテニスに関係していることがわかりました。この家族が一緒にテニスをするのが好きだということも分かりました。お母さんは若い頃、実績を残した選手でした。金子先生は少し時間をとって、お母さんの若い頃の活躍についても聞きました。」

とにかく大切な事は教師が生徒一人一人に対してに興味関心を抱くことです。その労力は大変なものですが、教師はその労力に見合う対価を得ることができるでしょう。そのための1つのツールとしてここでは自己開示について説明しました。また、差し障りのない質問や生徒や生徒の部屋を観察することにより、情報が引き出せることについて説明しました。

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