教師のためのカウンセリング基礎技術 共感を示す(5)

以下の状況に対応して共感を示す練習をしましょう。問題を解決するために時間をかけないでください。共感を示すだけの練習です。共感を示す事は良い事にも使えるという事を理解してください。

1  山田君は太っている友達を見ると太っていると言ってバカにします。「自分がバカにされたらどう思う?」と言うと「どうも思わない。言い返すだけ。」と答えました。

2 始業のベルが鳴りましたが、日高君が廊下にうずくまっています。「どうしたの?」と尋ねると「何でもない。」と答えましたが目に涙がにじんでいます。

3 朝、教室に行くとバレー部の益満君が興奮した様子で話しかけてきました。「先生、バレー部は昨日地区予選で2位になったので、県大会に参加出来るんですよ。」

4  ある生徒が3日連続で学校を休んだので様子を見に行きました。見た様子元気そうです。「大丈夫?」と声をかけると「朝になるとお腹がねじれるように痛くなって、着替える事も出来ないんです。」と話してくれました。

5 午後4:30〜5:00まで文化祭の取り組みをしています。佐々木さんはそれに参加しないで帰ってしまいます。佐々木さんに参加出来ないか聞いてみた所、「先生私は週に5回塾に行っています。塾は午後6:00〜9:00なので文化祭の取り組みには参加できません。」と答えました。

6 有馬君はいつも授業中に眠そうにしています。理由を聞いた所、部活の後、塾へ行って帰ってくるのが午後10:30。それから宿題や次の日の準備をして寝るのは午後12:00。いつも睡眠不足だと答えました。

7 学級委員長の吉田君が相談してきました。「先生、僕は友達が少ないし、話し合いでもみんな僕の言う事を聞いてくれません。」

8  今田君は言いました。「先生は何でも相談していいって言ってくれたんですけど、僕は先生達が信頼できません。」

9 吉川さんはいつも一人ぼっちです。休み時間もいつも一人です。「いつも一人でいるようだけど寂しくないの?」と聞くと「はい、私は大丈夫なので心配しないでください。」と答えました。

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